毎年恒例の不審者訓練にスミレ組と桜組が参加しました。
子どもたちに事前に話をすると、「不審者が来るの？」と恐怖心を持ちつつも、「やっつけるぞ！」と意気込んで参加しました。

宮城県警備業協会の講師の方々と、東北福祉大学ボランティアサークルTEAM ZEROのメンバーさんが来園されて、教えてくださいました。

まずは、遊戯室に座って、みんなも真剣な表情でお話を聞きました。
学生さんからは紙芝居で「いかのおすし」について学びました。
○×クイズでは、「お巡りさんを呼ぶときは１１９番に電話をする」の問題に対して、「違うよ！１１０番だよ」と答えた桜組さんがいました。日頃から行っている防災学習の成果が発揮される場面もあり、とてもたくましく思いました。



つづいて、警備業協会の方に、実際にさすまたを使った不審者撃退方法を教えていただきました。園にもさすまたは準備しているものの普段は触る機会が殆どないので、ぎこちない動きではありますが、気持ちだけは勇ましく戦闘態勢で臨みました。



最後は質問タイム。桜組さんが沢山の質問をしました。
Q:「不審者に捕まったらどうしたらいいですか？」
A:「大声を出して、逃げてください」
Q:「腕をつかまれたらどうしたらいいですか？」
A:「大人は低い体勢は苦手なので、しゃがむと逃げられます」
Q:「ナイフを持っている人がいたらどうしたらいいですか？」
A：「大きな声で周りの人に知らせながら逃げてください。ナイフを持っています！と言うと、周りの人も慌てて逃げだします」



不審者と災害はいつ訪れるか分かりませんが、いざという時に、毅然と対応できるように、学びを深める良い機会でした。